2022年10月号

October

2022年10月号

October
住宅ローンをいくら借りるのが良いか?

マイホーム購入を検討中。わが家のとって住宅ローンはいくらが良いか目安を知りたい。また見直せる支出は?

マイホーム購入を検討中。わが家にとって住宅ローンはいくらが良いか目安を知りたい。また見直せる支出は?

住宅ローンは長期の返済となります。ライフイベント(子どもの誕生、教育費、車の買替え、家の修繕費など)を予想して、無理なく返済できる金額を見極めることが大切です。

一般的に借入金額は「年収の5倍以内」が望ましいと言われています。これに当てはめると、ご相談者(税込年収500万円)は、2,500万円までということになり、選べる物件はそう多くありません。これは今から数十年前の、住宅ローンの金利が5〜8%と高かった時代の古い考えです。

年間返済額は年収の25%以下

低金利の現在は「年間の返済額を年収の25%以下」を目安にすると良いでしょう。ご相談者の場合、年間のローン返済額は125万円。月々104,102円になります。「元利均等返済・全期間固定金利1.5%・35年返済」の条件にすると、借入金額は3,400万円以下に抑えるようにしましょう。

保険を見直すいい機会

住宅ローンには一般的に「団体信用生命保険」がついており、契約者が万一の時には住宅ローンは弁済されます。つまり、団体信用生命保険が「居住費」を補ってくれるので、加入している生命保険の減額見直しができます。その他、私生活で生活範囲が変わり、マイカーの年間走行距離が短くなると、同じ保証でもう少し自動車保険料が下がるかも。