2021年11月号

November

2021年11月号

November
学資保険は入っておくべき?

娘が生まれたので学資保険に加入を検討しています。その場合、最低いくら貯めると良いでしょうか。

一般的に、学資保険は子どもが大学等へ進学した際に必要な資金を準備するための保険です。子どもが生まれると、加入される方が多くいます。ソニー生命株式会社「子どもの教育資金に関する調査2020」によると、大学生等の子を持つ親の49.6%が学資保険を活用したそうです。

学資保険のメリット

①万が一の保障・・・
契約者(親)がなくなった場合、以後の保険料を支払うことなく満期保険金を受け取り可能
②計画的に教育資金を準備・・・
契約時に定めた保険料を支払うことで、子どもが大学等へ進学の際に満期金を受け取り可能
③貯蓄性が高い・・・
銀行に預けるよりも高いリターンが期待できる。ただし、商品によって元本割れが発生する場合もあり。
教育資金を貯める手段は他にもありますが、低リスクで確実にお金を貯める方法として、学資保険は入っておくべきと考えます。

児童手当を学資保険に

日本政策金融公庫「令和2年度教育費負担の実態調査結果」によると、大学の進学費用(受験・入学金等)と1年間の在学費用を合わせると約250万円。これをカバーできる金額は準備しておきたいところです。児童手当を15年間しっかり貯め続けると、それだけで約200万円になりますから、プラスαをして学資保険に充てるのも得策です。夫の生命保険料がやや高めですので、学資保険を含めた保険の見直しをすると良いでしょう。