2020年9月号

September

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来月に結婚します。家計で気を付けるポイントは?

来月に結婚します。家計で気を付けるポイントは?
すでに同棲しており、それぞれが小遣いを除いた収入を共通の口座に入れて管理しています。

ご相談者様の生活費の分担方法は「共通財布型」。毎月のお金の流れが把握できるので、家計のやりくりや節約するポイントを見つけやすく、管理しやすいのが特徴です。ただし、一方に家計管理を任せっきりになりがちなので、管理している方は最低でも月に1回は状況報告をするのがおすすめです。

新婚カップルの平均生活費

リクルートブライダル総研調べ「新生活準備調査2016」によると、新婚夫婦のひと月当たりの生活費平均は約22万でした。内訳の平均は、住居費7.9万円、食費4.1万円、光熱費2.2万円、保険料2.2万円、被服・理容費1.6万円、レジャー費2.6万円となっています。ぜひ参考にしてみてください。

食費は月収の15%以内

食費は住んでいる環境、2人の働き方などで変わりますが、収入の15%以内が理想的。共働き夫婦は外食が多く、食費が高くなりがちです。食費はコントロールできる支出。無理なく工夫して無駄な部分があれば節約に努めましょう。

新婚夫婦の場合、「片方負担型」が理想。妻が妊娠したら夫の収入だけでやりくりする必要があるからです。夫の収入内で収まるよう無駄がないか見直しましょう。

新婚夫婦の新生活が始まる上で、生活費の分担をどのようにするのか決めておく必要があります。分担方法は「項目別負担型…固定費は夫、食費は妻など、項目ごとに分担する方法」「片方分担型…例えば、夫が生活費を負担し、妻は貯蓄を担当する方法」「共通財布型…それぞれが金額を共通口座に入れ、その中でやりくりする方法」があります。