2019年4月号

April

2019年4月号

April
車の買い替えと奨学金の返済、どちらを優先?

夏に2人目を出産予定。現在の軽自動車をファミリーカーに買い替えるべきか、奨学金返済に使うべきか・・・。

子育てにはたくさんのお金がかかります。自立するまでに生活費と教育費が必要になります。生活背景や進路により前後しますが、産まれてから大学卒業の22歳までにかかる子育て費用は3,000万円にもなると言われています。

2人目出産を機に車を買い替える家庭は多い

ファミリー層が利用しやすいように作られているファミリーカーは、車内空間の広さ、高さにこだわっているものや、シートが倒せたり移動できるもの、ドアがスライド式になっているものなど、使いやすくてとても便利です。実際、こそだて家庭研究所「子育て世帯の消費と意識」によると、子どもをきっかけに購入する3大アイテムは1位「学資保険」、2位「デジタルビデオカメラ」、3位「自動車」となっています。

奨学金の一括返済を優先

「奨学金」と言えどもれっきとした借金。奨学金の第二種は利息が付くタイプですので、早く返済すれば、その分、余分な利息を支払わずに済みます。それならば、少しでも早く借りている奨学金を返済してから、車の買い替えを検討した方が良いでしょう。ちょっとお出かけするには普通車より軽自動車の方が便利です。チャイルドシートのうちは座席の足元も使えますので、意外と荷物も詰め込めます。

子どもの成長に伴い、将来お家の住み替えによる支出も必要になることを、今から考えておきましょう。