2019年1月号

January

2019年1月号

January
マイホームを建てても今後のやりくりは大丈夫?

見積もりでは住宅ローンを3,000万円借りると月々8.1万円の返済。住宅手当が無くなることを考えるとやりくりが心配。

現在の住宅費負担は月3.8万円。マイホームを建てると返済は8.1万円なので、実質4.3万円の住居費アップ。建てた後のマイホーム貯蓄は不要になりますが、差引きしても月の収支は赤字に。新生活のため、かしこく家計を見直しましょう。

生命保険の見直しは必須

銀行で住宅ローンを組むと、団体信用生命保険に加入することが条件とされています。(フラット35等、一部任意)。この保険は、もしも住宅ローンの返済者(夫)が返済途中で死亡した場合、保険金で残りの住宅ローンが一括返済されることになっています。つまり、住宅ローンを組むことで、遺族の住宅費(住宅ローン返済)については考慮しなくてよくなります。そのため加入中の生命保険(死亡保障)を削減することが可能になり、保険料の節約につながります。一方、病気やけがで入院し、収入が減っても住宅ローンの返済をしなくてはいけません。医療保障や所得保障も合わせて見直しするようにしましょう。

収入を見直す

可能なら妻の収入を増やすことを検討しましょう。現在の年収は114万円。社会保険の130万円の壁まで残り16万円あるため、月1万円収入アップしても扶養枠内に収まります。ただし、妻だけに頼って「妻の仕事が増えても家事・子育ての負担は減らない」ということが無いように、共働きの在り方を考えておきましょう。

家計を見直せば住居費が上がっても月約1.7万円の黒字に。