2018年12月

December

2018年12月号

December
一人暮らしの母が有料老人ホームに入所し負担増

母の年金は月に13万円。不足分を我が家で負担するが、来年次男の大学進学があり、家計を見直したい。

子どもの大学の学費と仕送り、母親の介護費用の負担が重なり、人生で最もお金がかかる時期。まずは、ご夫婦が病気・ケガ無くお仕事を続けていくことが重要となりますので、体調管理には十分気をつけましょう。

食費の節約

この時期、月の収支が赤字になることは仕方ありませんが、子どもの教育費負担が終了するまでは出来るだけ支出を抑えることが必要です。食費は削れる可能性があると思います。普段の買い物でインスタント食品やお菓子などのストックのし過ぎや、特売で余分な買い物をしていないか。日用品も含めてチェックしましょう。食費は予算を決めて管理する、買い物に行く回数を減らすなど、自分に合った継続できる節約法を試してみると良いでしょう。

保険の見直し

学資保険が満期を迎える頃には、親の大きな死亡保障は必要ありませんので、減額を目的とした見直しをしましょう。また、健康面で不安が出てくる年代です。医療保障の見直しも行うことが必要です。保障内容が意向に沿っていない場合は、健康なうちに切り替えておきましょう。今後さらに支出が膨らむようであれば、奨学金も視野に入れましょう。ただし、子どもの負担を減らすため、借り入れはなるべく少なくしたいところです。

次男も大学生になるのを機に、小遣い・スマホ・被服費などは自分でバイトしてまかなってもらいましょう。