2018年3月

March

2018年3月号

March

3人目が生まれます。家計が心配・・・。

今年8月に3人目の子どもが生まれます。とてもうれしく思いますが、家計がやっていけるか心配です。

3人目のお子様が生まれると、単純に1人分の子育て費が増えるわけではありません。3人目は上の2人に比べ、無駄な出費が少なくなります。衣服やおもちゃなど、いろいろ物がそろっている分、お下がりなどの工夫で出費を抑えることができたり、上の子の育児で必要・不必要が分かっているので育児用品を無駄に買いそろえることが無いからです。

国民生活白書では22年間で子育てにかかるお金の平均として、1人目1,302万円、2人目1,052万円、3人目769万円という調査結果があり、3人目は1人目の6割程度の費用で育てていることになります。単純に人数が増えて光熱費や食費が増えることもありますが、無駄な出費がすくなくなったことが要因と言えます。

子育てによってもらえるお金

子育てによってもらえるお金で、児童手当があります。0歳から3歳未満の児童は月15,000円、3歳から小学校修了前の第一子と第二子は月10,000円ですが、第三子以降は月15,000円が支給されます(小学校修了後、中学校修了まで一律10,000円/月)。その他公的なサポートとして、保育料の第三子以降無償化制度があります。ご相談者も適用になる可能性がありますので、申請されると良いでしょう。

また、ご相談者の場合、産休・育休中の下記は毎月の収支が赤字になりますが、ボーナスからの補填と預金の取り崩し、支出の見直しで復帰までの間をやりくりしましょう。

本当にお金がかかるのは子どもが大きくなった時の大学や専門学校への進学費用。小さいうちから計画的に準備することが大切です。