2017年3月

March

2017年3月号

March

節約しているけど、なかなか成果が出ない

フルタイムでパートをしていますが、毎月ギリギリで貯金が増えません。ムダ遣いしていないのになぜ?

家計の金融行動に関する世論調査(2016年金融広報中央委員会)によると、過去1年間の家計運営の評価について49.3%の人が「思ったより苦しかった」と答えています。
効果的な節約成果を上げるために、まずは住宅ローンや光熱費など毎月支出のある固定費の見直しから始めます。食費などに比べ、一度見直すだけで節約が継続するため、効率良く成果を上げることができます。

固定費の見直し

住宅ローンはもっと金利の低い銀行に借り換えるか、既存の銀行に金利を下げるよう交渉するなど、金利の見直しを。電気代は契約アンペアを下げることで基本料金が節約できます。また、深夜電力プランなど、お得に使えるプランに変更すると大幅に安くなる場合もあります。

生命保険や学資保険、医療保険など、保障が過剰になっていないか、重複していないか見直してみましょう。通信費(携帯・ネット)の基本料金をもっと安いプランに変更したり、家族割のような割引サービスの利用や、格安SIMや格安スマホにするなどの手段もあります。

支出を仕分けする

支出の内訳が本当に必要なものか、無くても生活に支障がないか、他のもので対応できないか、まとめたり、簡素化できないか、とった感じで一つひとつ仕分けをしてみましょう。