2016年1月号

January

2016年1月号

January

結婚して2年。家計の支出が把握できていません

独身時代の金銭感覚が抜けず、なかなかお金が貯まりません。また、ポイントを貯めるため、クレジットカード決済が多く、毎月の支出が把握できていません。家計を上手にやりくりするためにはどうすれば良いですか?

家計を上手にやりくりするには、支出管理が一番大切です。毎月の支出を把握することが全てのスタートになります。支出が把握できていないと、節約できそうなポイントも分かりません。クレジットカード決済日と引き落とし時期のズレが原因で支出の把握ができないなら、引き落とし専用の銀行口座を開くと良いでしょう。クレジット決済の都度、支出を家計簿に記入し決済した金額を専用の口座に入れておきます。そうすると、クレジット決済した日にお金がなくなりますので、支出が把握しやすくなります。

"袋分け"をして家計の管理をすることがおすすめ

何にいくら使うのか予算を決め、支出項目ごと封筒にお金を入れ、その金額を上限として、予算内でやりくりをします。家計の管理で大事なのは、使った後のお金の記録ではなく、予算を決めて、予算内でやりくりをする習慣です。もし不足金が出た場合は、補った金額を封筒に記載し、集計の時に、支出が把握できるようにしておきます。”袋分け”は、使途不明支出の防止にもなります。予算がない支出は、衝動買いを減らす効果があります。使途不明金の多い相談者は、ぜひ実践してください。また、支出項目ごとに、予算を決めるため目標設定しやすくなります。食費は、外食を控え4万円にする。雑費は、1万円以内にする等。予算が決まったら、封筒にお金を入れ、予算内でやりくりを心がけましょう。