2015年1月号

January

2015年1月号

January

子ども2人が中学生になり支出が上昇。節約法は?

今年から次男が中学生になりました。兄弟とも塾へ通い、他にクラブ活動費や食費など、生活費が全般的に増えています。家計がきびしくなり貯蓄があまりできていない状況です。何か良いアドバイスはありますか?

子どもが中学生になると、食費や通信費、塾や習いごとなどの学校外活動費の負担が多くなります。放っておくと、どんどん膨らんでいきますので家計の管理が必要です。項目ごとに細かく支出の割合を決めることをお勧めします。

以下は児童手当を除いた割合です。食べ盛りの男の子。食費は増加しますが、収入の15%(53,000円)以内を目標に。買い物に行く日を決め予算以上のお金は持っていかない。1食当たりの食費を意識するなど心がけてください。通信費は6%(21,000円)以内に。使わない有料オプションは解約し、通話無料アプリを利用するなど。教育費は、教育方針によって必要な金額は異なります。可能な限り子どもの望みを叶えてあげたいと思うものが親心。しかし、教育にかけた金額と、学力が伸びることは必ずしも比例するとは限りません。親子で話し合い費用対効果をよく吟味してください。

節約だけでなく世帯収入を増やす

子どもが中学生になると手離れするため収入を増やしやすい時期になります。妻の収入を増やすことも検討してください。社会保険の扶養範囲の年収130万を基準に調整すると良いでしょう。月に3万円増やすことができれば、3年で100万円の貯蓄が増やせます。3年後には、長男の大学受験でさらに教育費が増す頃です。それまでに、しっかりと支出の割合を守り、収入を増やし、貯蓄アップを目指しましょう。