2014年11月号

November

2014年11月号

November

不妊治療を受ける予定ですが、高額の治療費が心配です

不妊治療を受ける予定です。ストレスの多い職種のため会社を退職し、治療に専念したいと思っています。ただ、収入が減ることや高額の不妊治療費を考えると家計が心配です。節約するためのアドバイスはありますか?

不妊治療費助成制度には2種類あります。京都府による制度として、高額な医療費がかかる体外受精、顕微授精の治療の一部を助成する「特定不妊治療費助成制度」(治療1回につき上限15万円)と、福知山市による制度として、一般不妊治療費を助成する「不妊治療給付事業助成制度」(自己負担額が限度、上限あり)。多少の補助があれば心の余裕も生まれるはず。ぜひ利用しましょう。

家計の節約の基本は、まず固定費から

収入が夫だけになると、家賃が手取りに対して25%を超えるので家計を圧迫します。引越しを検討してみては?家賃が1万円下がると年間で12万円の効果が。引越し費用を考慮しても検討の余地があります。

生命保険文化センターの調査によると、年間払込保険料は男性で平均24.1万円、女性で平均18.2万円です。保険の見直しで、無駄な保障がないかチェックしましょう。但し、保険の見直しは、不妊治療の受信前に。他社に乗り換えすることになった場合、受診後だと制限されて保険に入れないことや条件付きの保険加入になる可能性があります。

他にも、退職することで、食費やガソリン代、小遣い等、節約できる部分は多いと思います。預金もしっかりと貯めておられますので、今は不妊治療に専念されて、無事に出産を迎えられるように頑張ってください。